2007年4月 9日 (月)

ひそかに思うこのごろ・・・

正月明けの大喧嘩からはや三ヶ月。
殿のメール攻撃に一応の仲直りをしたように見せている私です。
以前のように、殿を信じている自分はもういないものの、
一人暮らしで浪人生活を送る殿の気持ちを思えばむげに突き放すことも出来ず・・・。
今は仲のよい友人プラスアルファと言った気持ちです。

さて、日ごとに何通もメールや電話を寄越して、少なからずウザイとまで思う殿でしたが、
4月にはいってからサッパリメールも来なくなりました。
こっちから音信不通にすればあーだこーだ文句を言うので、
多少のメールは出しますが、返事も少なくなりました。
いよいよ切羽詰った心境になったのでしょうか。
これが受験生としてはごく普通の姿勢だと思うので、それはそれでいいのですが、
いきなりこうだとそれはそれでこっちは却って心配になるもんです(笑)。

しかし、私はこのごろとても気になることがあります。
他の受験生の方のブログなどを見れば、皆さん模試や答練の話題を書いています。
何点取れたとか、苦手な部分を克服したいなど、
それぞれ感想を書かれている方が多いと思います。

私は今まで殿からそんな話題を聞いたことがありません。
去年は半年ほどの講義に行っていたのは知っていましたが、
今年はまるで出かける様子もありません。
そんなんでいいんだろうか?とこっちのほうが不安になってしまいます。
ただひたすら家に篭って勉強している様子ですが、
これではストレスも溜まるだろうな、とか
自分の得手不得手さえも把握できているのかなとか・・・・
自分がどれだけの点数を取れるだけの実力があるのかを把握しているのかなとか・・・
なんだか受験生としての緊迫感が伝わってこないんです。

それは人それぞれに向いた勉強の方法があるのでしょうが、
司法試験なんか受験しようと思ったら、自分の力がどのあたりなのか、
本当に苦手なのはどの部分なのかを測るのも大切なんじゃないかなと思うのです。
少なくとも、模試や答練の会場に行けば、同じ受験生がたくさんいるはずです。
きっと皆さんがピリピリした雰囲気なんじゃないかなとも思います。
そんな雰囲気の中に自分を置くことも、
モチベーションを保つのには必要なんじゃないかなぁ、なんて思ったりもします。

去年、残念な結果に終わった時に、殿はいたく落ち込んでいました。
また今年も同じ轍を踏むのだろうか・・・
もしそうなったときに私は彼にかける言葉を想像出来ません。
・・・まあ、今からそんなことを想像してはけないのでしょうけれど(笑)。

他の受験生の方たちはこの時期にどんな生活をしているのだろう・・・。
殿は今年の結果いかんでは来年もまたチャレンジするんだろうか。
私はそんな殿についていけるんだろうか?

思い上がりで受験するような馬鹿であって欲しくないというのも本音だったりします。
でも、今の殿は自分を過信しているただの思い込み馬鹿でしかないんじゃないか。
これから一ヶ月と少しの間、こんな気持ちで過ごすのはもういやだなぁ。
そんなことをひそかに思う今日この頃です。

(´・ω `・)ハァ・・・・・

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2007年4月 7日 (土)

無理は禁物!?

久しぶりで風邪引いて寝込みました(=^‥^=)∂

4月の1・2・3と友人の引越しの手伝いに行って、しっかり風邪を引いた私です。
喉が痛いなぁ、鼻が詰まってるかなぁ、こりゃ風邪引いたなぁなんて思ってたんですが、
4日にどうしても外せない仕事で出かけたのがまずかったらしいです。
翌日から頭はガンガンする、鼻は詰まる・・・ついに熱出してしまいました(笑)。

ナントカは風邪引かないと言う世間相場とはいささか違ったらしく、
久しぶりで風邪薬なんか飲んじゃいました。

それにしても、どうしても外せない仕事だったので仕方ないとはいえ、
体調の悪いときの外出は覿面に風邪を悪化させますね!
しかも、その日は都内に霙が降った日です。
帰りの道が寒かったのなんのって、まるで真冬の寒さでしたね。
桜の花のある風景に違和感を感じてしまいました。

それにしてもこのおかしな気候はなんなんでしょう?
異常な暖冬だったと思えばこの時期に急に寒くなったり・・・
今日はまた打って変わって暖かな春の日差しです。

なんだか地球も疲れているのかな・・・?

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世間の寒い暖かいとは関係なく、時間はどんどん過ぎていきます。
旧司法試験の受験生にとっては、精神的につらい季節ですね。
私はもう慣れたもんです。
慣れたくないけど。

もう来年はこんな気持ちで過ごしたくないなぁ。
合格してくれるのが一番いいけど、諦めてしまってもいいですから。
旧試の終わりまであとわずか。
だんだん合格者は少なくなります。
果たしてそんな中で合格できるのかどうかと言われたら、
私は「無理でしょう」と言ってしまいます。

プライドの高い受験生にとって、旧試の終わりは何を意味するんだろうと思うことがあります。
殿も含めて、もし残念な結果に終わったとき、彼らは次の道をどう探していくのだろうと。
新試にしても3回という枠がある以上、どこかでドアを閉められる人もいると思います。
そんなときに、私たちは彼らにどう接したらいいんでしょう。

母の日までもう少し。
発表まではそれからまた少し。
もちろん、本人たちが一番つらいのでしょうが、周囲もまたつらいです。
相変わらず胃が痛くなるような季節が、今年もまたやってきました。

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2007年3月27日 (火)

掲示板できました

忙しさにかまけているうちに、ずいぶん日があいてしまったなぁと・・・。
あれこれと書きたいことはあるのだけれど、
それを文章にまとめるというとなかなか落ち着いて考える時間がないものですね。

さて。
択一の日もだんだん近くなり、受験生の皆さんはナーバスになってきてるんじゃないかなぁなんて思います。
そうなると、おつきあいしている彼や彼女もちょっと寂しくなってきますね。

だけど、司法試験の受験生とお付き合いしているなんてそうそう周りにいるものでもなし、
寂しい気持ちや不安な思いを話せる人もいないんじゃないかなぁと思います。
そんな受験生との恋愛に不安になったり悩んだりしている人が、
そんな思いを抱えているのは自分だけじゃないって思えるような、
そんな場所が欲しいと思い、掲示板を作ってみました。

特に宣伝するわけじゃないので、誰が来てくれるのか、
もしかしたら誰も来てくれないかもしれない。
でも、もし誰かがここに気がついて気持ちを吐き出せたらそれでいいって思います。

タイトルは「全国ホジナシ同盟」というふざけた名前です。
ホジナシというのは、馬鹿とか阿呆とか、正気を失った状態・・・みたいな意味です。
ホジ=本地 広辞苑によると「本性。正気。」のこと。
つまり、本性の定まらない様子、または、とても正気とは思えない様子を表している。
・・・らしいです(笑)

司法試験なんてものを受験しようとしている人間と、
何の因果かそんな人間と恋愛を始めてしまったまさしくホジナシと言える私たち。
愛すべき全国のホジナシ達と愚痴ったり励まされたり出来たらいいなと思います。
・・・いや、「私はホジナシじゃないわ、失礼な!」という人もいらっしゃるでしょうが、
そこはご勘弁くださいねっ(´・ω・`)

もし、誰かがここを見て、ちょっと覗いてみようかと思ったら、
ぜひ行ってみてください。
何か吐き出したかったら、ぜひ書き込みをしてください。
よろしくお願いします。

「全国ホジナシ同盟」

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2007年2月27日 (火)

「しゃばけ」シリーズ

タイトルの「しゃばけ」とは、私が大好きな小説のシリーズです。
「畠中 恵」さんという作家の作品ですが、
舞台は江戸なんですけれど、ただの時代物とは少し違います。

お江戸の大店「長崎屋」の跡取り息子の一太郎は、それはそれは病弱です。
近所では「長崎屋が一太郎を甘やかすこと、大福餅をてんこ盛りにしてその上から黒蜜をかけたような・・」と評判になるほどに両親から甘やかされている「若だんな」。
しかし、その両の親よりももっと甘いのが、一太郎が小さい頃からお守り役をしている仁吉と佐助の二人の兄やたちです。

が・・・
仁助も佐助も人にあらず、実は白沢と犬神と言う妖なのです。
一太郎の祖母のおぎんは、実は「皮衣」と言う名を持つ大妖であり、
その血を引いた一太郎には妖が見えるのです。
病弱な一太郎を心配して、今は「茶枳尼天(だきにてん)」に仕えているおぎんが二人の兄やを一太郎のもとに遣わし、それ以来一太郎は、離れでこの二人の兄やと両親に甘やかされ放題に甘やかされて暮らしています。
妖が見える一太郎のところにはいろいろな妖が訪れます。
一太郎の離れで暮らしているのは小鬼の鳴家(やなり)、屏風の付喪神の「屏風覗き」。
時々訪ねてくるのは「野寺坊」や「獺(かわうそ)」、猫又の「おしろ」・・・
そんな若だんなの一太郎を主人公にお話は進んでいきます。

私はこの若だんながとても好きです。
年はまだ十八・・当時は数えですからたぶん十七かもしれません。
たいそう裕福な大店の跡取り息子で、甘やかされ放題ですけれど、
決してその境遇に甘えてばかりいる若だんなではありません。
けれど、私が若だんなが好きなわけは、甘やかされている自分に満足はしていない一方で、その境遇に決して無理な反発もしないところなのです。

若だんなは「お江戸の端で風が吹けば風邪を貰って寝付く」ほどに病弱な自分を情けなく思っています。果たして自分はこの大きなお店の跡取りとしてやっていけるのだろうか?
こんな自分に店の者たちはついてきてくれるのだろうか?
そんなことを思い悩むこともあります。
若だんなは、甘やかされ放題でいたのに、決して自分勝手な考えをしません。
必ず自分以外の人間の(妖の)気持ちを先に考えています。
・・・と言うよりも、自然にそう考えます。
己の置かれた環境を自然に受け止め、思い悩む心もその中にそっとしまいこんで、
自分の周りを冷静に見つめて自分の出来ることを精一杯こなしていこうとします。
「おとっつぁんもおっかさんも、そんなにあたしを甘やかしてどうするんだろうねぇ」
と、ひそかにため息をつきながら・・・。

有り余るお小遣いは、気前よく人のために使い、
お金があると言うことを自慢することも引け目に感じることもなく、
ただ、必要なときに使えるお金があることを「ありがたいねぇ」と受け止めています。

私はそんな自然体の若だんながとても好きなのです。
心の中ではひ弱な自分を情けなく思い、丈夫になりたい、立派な跡取り息子になりたいと、ずっと思い続けていながら、置かれた環境も、病弱な自分も、全部が自分自身なのだと受け止めるしなやかな強さがとても好きです。

置かれた環境を嘆くのも仕方ないことです。
どうして自分はこんなところにいるのだろう?
どうしてこんなことをしてなくちゃならないんだろう?
これから自分はどうしたらいいんだろう?
そう思うことは簡単ですけれど、その中で自分を精一杯に生かすことはとても難しいものです。
どんな環境でも私は生きています。
毎日、起きて、ご飯を食べて、誰かに会い、どんな形であれ外の世界と関わって生きています。

しなやかに、強くあること。
一見、楽しい若だんなの毎日の中に、私はそれを見て学びます。
時には「ふふふ・・」と笑ってしまう鳴家や付喪神になりかかっている印籠のお獅子の様子を想像しながら、私はこのシリーズを読み返すたびに若だんなの強さに敬服します。

私はいつか殿にこれを読んで欲しいと思います。
両親のお陰でそれなりにいい環境で一人暮らしの受験生活。
「俺、ニートだよなぁ・・・これじゃ」なんて言ってるのは甘い証拠です。
どんなに甘やかされている自分であっても、
その環境を素直に受け止めてそれを生かせばいいだけのこと。
若だんなのしなやかな強さを見習ってほしいなぁ・・なんて思ってしまいます。
今はそんなもん読んでる場合じゃないんですけどね。
・・・どうせ時間があっても読まないだろうとは思いますが。

このシリーズに興味を持たれたらこちらにどうぞ

「しゃばけ倶楽部~バーチャル長崎屋」
http://www.shinchosha.co.jp/shabake/

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2007年2月12日 (月)

「ハケンの品格」

近頃このドラマにハマってます。
クールによっては見るものがないという連ドラの枠ですが、
これは久々にハマるドラマでした。

「お時給」分は働きます。(彼女のお時給は3500円!)
契約以外の仕事と残業はいたしません。
あらゆるスキルを使いこなすスーパー派遣の「大前 春子」が、
正社員や腰掛派遣の女性派遣社員などとどう係わっていくのか?

派遣とは少し違いますけれど、私も似たような立場です。
たとえば、契約先のひとつは基本的に出勤は週に一回午後だけ。
打ち合わせが終われば帰ってもかまいません。
見た目には「いいなー」と思う方も多いでしょう。
いただくギャラはフル出勤よりは落ちますが、社員にくらべればかなりいいですから。

しかし、この立場はかなり微妙です。
年金や保険は一切ありません。
頂いた仕事は締め切りまでにキッチリ仕上げて当たり前。
少しでも仕事の質が落ちれば更新は危なくなり、即・失業です。
仕事を増やしてギャラを稼ぎたいのもやまやまですが、
一人で出来ることには限界があります。
そのへんのバランスを考えないと信用を失いかねないので、
むやみに仕事を増やすわけにもいきませんしねぇ。

大前春子の派遣先の会社には、
派遣を敵視する正社員や、正社員よりも格下に見る社員がいます。
会社を愛し、社員は家族のようなものだと言います。
その家族がリストラされて、その会社の何たるかも知らない派遣に時給を払って仕事を依頼すると言うことが許せないと言います。

対する春子は、無能な社員の仕事をプロの自分たち派遣が助けている。
残業は無能な社員が無駄な賃金を取っていく手段でしかない。
そう冷たく言い切ります。

私はどちらの言い分も分かるような気がします。
しかし、一番心に残った言葉は
「私たちは3ヶ月に一度、必ずリストラの不安に怯える。正社員はぬるま湯に甘んじて
 いるから突然のリストラにうろたえるのだ・・・」
いささかうろ覚えでそっくりそのままではありませんが、
私はこの言葉は派遣も正社員も、常に自分を磨いていないといけないということについては同じなのだと言う意味に思えました。

正直に言えば、私も正社員の立場をうらやましく思います。
厚生年金や社会保険に雇用保険。
税金の申告も必要ありませんし、よほどのことがなければ毎月のお給料は保証されます。

働いて食べていくと言うこと。
それは本当に厳しいことなんだと思います。
私にはこれといった資格もないし、スキルもありません。
それでも、今はとりあえずこうして毎日ご飯が食べられる。
それだけでも幸せなのかもしれません。

「ハケンの品格」は今の雇用の形態を面白く、そして鋭く描いているような気がします。

大前春子さん、でもあなたはなんだかんだ言いながらもちゃんと暖かく周囲を助けてくれます。
そんな春子が、実は私は好きなんです。
私も誰かをちゃんと助けてあげられるヒトになりたいです。
・・・無理そうですけど(笑)

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